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Linux関連
用語 説明
Bogo MIPS[Bogo MIPS]
CPUのパフォーマンスを表す数値の1つ。Linuxの開発者であるLinus Torvalds氏の考案したもので、特に厳密性があるわけではないが、Linuxカーネルの初期化時に必ず計測・表示されるため、簡便なCPU性能の指標として使用されている。ちなみに、“Bogo"の語源は“bogus"(模造の、にせの)から来ている。 
CDE[Common Desktop Environment]
統一されたUNIXのデスクトップ環境の名称。従来各社のUNIXにおいて、ばらばらだったデスクトップ環境を統合するために業界団体「The Open Group」によって策定された。 
Debian GNU/Linux[Debian GNU/Linux]
FSF(Free Software Foundation)のGNUプロジェクトによるLinuxディストリビューション(配布パッケージ)の名前。 Debian独自のインストーラや、パッケージの管理方式に独自のdeb形式を用いるなど、他のディストリビューションに比べて独自色が強いが、対応パッケージの多さや、きめ細かなパッケージ管理などの利点を持っている。これはDebian ProjectによるLinuxディストリビューションであり、100%のフリーソフトウェアになっている。このため、大学や企業などで知らず知らずのうちにライセンス違反を犯すことを避けたい場合には、特に重宝する。その他の特徴としては、「オープンな開発体制を採用していて、バグ報告などは誰でも参照・検索できる」、「dpkgと呼ばれる強力なパッケージ管理システムを採用している」などの点がある。 
ELF[Executable and Linking Format]
BSDやSunOS 4では、実行形式のファイルフォーマットとしてa.out形式が使用されてきたが、この形式では、オブジェクトモジュール全体の再配置しかできないため、共有ライブラリの作成に手間がかかっていた(以前のバージョンと互換性を保たせながらライブラリを拡張するには、あらかじめデータ構造のテーブルに拡張用の空き領域を確保しておく必要がある)。そのため、Solaris 2とSystem V Rel.4では、USL(UNIX System Laboratories)で開発されたELFが採用され。ELFでは、単一のオブジェクトモジュール内で各関数とデータ項目を個別に再配置できるので、共有ライブラリの作成が容易になる。かつてLinuxでもa.out形式が使われていたが、1994年に標準のバイナリフォーマットとして使用されるようになった。 
Ext2[Second Extended File System]
Linuxがサポートしている主要なファイルシステム。Linuxの初期のバージョンでは、MINIXのファイルシステムを採用していたが、扱えるディスク領域やファイルサイズ、ファイル名の長さの制限が大きかったため、その後、Extファイルシステムに移行し、さらにこのファイルシステムを拡張したExt2に移行した。Ext2ファイルシステムではファイル名は255文字まで使用でき、最大ファイルサイズ2Gbytes、最大4Tbytesまでのディスクを扱うことができる。 
Ext3[Third Extended Filesystem]
ext2 と同じ機能に対応し、さらに「ジャーナリング機能」も持っている。 
FSF[Free Software Foundation]
「コンピュータプログラムの使用・複写・修正・再配布に関係する権利」を排除することを目的に設立された団体の名称。この団体の理念はGPLに明文化されていて、GNUが作成する製品はこのGPLにしたがって配布される。 
GNOME[GNU Network Object Management Environment]
X Window System用の統合デスクトップ環境のひとつ。1999年3月にVersion 1.0がリリースされ、RedHat 6.0のディストリビューションに採用された。ツールキットとしてはGTK+を使用している。 
GNU[Gnu is not UNIX]
Free Software Foundationが推進している自由なソフトウェア環境の構築を目指す開発プロジェクト。開発されているものはGNUEmacs, gccなどがある。 
GPL[General Public License]
FSFの理念にしたがって明文化されたソフトウェアライセンス規約のこと。ソフトウェアの使用条件として、ソースコードを含めた再配布などを妨げないことなどが記載されている。 
HAクラスタ[High Availability Cluster]
メインノードの他にスタンバイノードを設置し、ダウントラブル時にスタンバイノードがサービスを継続し、可用性を高める。 
HPCクラスタ[High Performance Computing Cluster]
膨大な処理時間を要する計算を、複数のコンピュータに分散して並列処理させることにより、スーパーコンピュータに匹敵する処理性能と、高可用性を実現。代表的なシステムにSCoreやEnFuzion等がある。 
init[init]
UNIX/Linuxにおいて、システムの起動時に最初に実行され、システムが停止するまで存在し続けるシステムプロセスのこと。コンフィギュレーションファイル(通常は/etc/inittab)の内容に従ってシステムで必要とされるデーモンやプロセスを起動する。 
IPL[Initial Program Loader]
コンピュータの電源が投入された時に一番最初に起動するプログラム。ROMに収められている。記憶装置からOSを読み込んでメモリに展開し、起動する役目を果たす。 
JE[Japanese Extension]
Linuxにおいて日本語環境を実現するためのキット。0.9.8aが最終バージョンとなり、現在では、PJEという日本語環境ソフトに進化している。 
KDE[The K Desktop Environment]
UNIX系OS用のフリーの統合デスクトップ環境。The KDE Teamによってインターネットを介して開発されている。表示はWindowsに似ており、各種の設定はコントロールパネルから行なうことができる。 
kHTTPd[kHTTPd]
カーネルの中に搭載された簡易webサーバ。apache等のwebサーバがHTML等を処理する際カーネルとの通信のパフォーマンスを改善しようとするもの。 
KickStart[KickStart]
RedHatLinuxをはじめとするRPM系Linuxシステムを複数台インストールする際作業を自動化するツール。 
kmod[kmod]
Linux 2.1以降で採用されたローダブルモジュールの自動ロード・アンロードを行なうカーネルの機能のこと。Linux 2.0まででは、kerneldというデーモンがこの機能を提供していたが、システム性能の向上などのため、Linux 2.1以降で、これがカーネル内に実装され、カーネルがローダブルモジュールの自動ロード・アンロードを行うようになった。 
kon[Kanji ON Linux console]
Linux Japanese RPM Projectが配布している漢字コンソールエミュレータ。LinuxやFreeBSDで動作する、仮想端末の機能を利用し、VGAやDCGA画面において、漢字表示を実現している。 
LFS[Large File Support]
Linuxによる従来のファイルサイズ制限2GBを超えるファイルを扱うための機構で、最大約4TBまで扱えるようになった。 
LILO[LInux LOader]
オペレーティングシステムのブートローダのことで、各種Linuxディストリビューションに標準で組み込まれている。名称自体はLinux Loaderだが、機能的にはLinuxに限らず、複数のオペレーティングシステムに対応している。そのため、1台のドライブ上に複数のオペレーティングシステムを混在させて複数OSのマルチブート環境を構築することができる。LILOの設定は/etc/lilo.confで行う。 
Linux[Linux]
Linuxとはフィンランドの学生だったLinus Torvaldsが開発したOSで、フリーウェアとして世界中のプログラマーによって、さらに開発がすすめられ、サーバ用のOSとして世界中に普及した。Linuxは知識さえあれば自分好みにカスタマイズすることができるという点が最大の特長。 
LKCD[Linux Kernel Crash dumps]
米SGIが開発しコミュニティーが拡張、Linuxシステムがクラッシュした際カーネルのメモリイメージを保存しリブート時にメモリイメージを回復、分析することでその原因を探ることができるようにしようというもの。 
LKST[Linux Kernel State Tracer]
Linux カーネルの状態遷移を記録し、システム障害発生時に障害の直接原因の解明を支援するツールで、迅速に障害解決のための調査が行える。 
LPI[Linux Professional Institute]
ディストリビューションに依存しないLinux認定試験。 
LVM[Logical Volume Manager]
複数の物理Diskをまとめて、論理Volume として利用する機能の一つ。 
LWP[Light Weight Process]
軽量プロセスとも言う。もともとはUNIXにおいてプロセスよりもさらに小さいプログラムの実行単位としてLWPが導入されていた。他のOS、たとえばWindows NTなどのスレッドに相当するが、スレッドよりももう少しプリミティブ(原始的、システム寄り)であり、LWPの実行のスケジューリングなどをユーザ側で細かく制御することができるという特徴を持っている。 
mutex[mutual exclusion service]
マルチタスクシステムにおいて、ある瞬間にある1つのプロセス(スレッド)だけが特定のデータを操作できるようにするためのソフトウェア技術のこと。マルチタスクシステムでは、複数のプロセスが同時実行されており、さまざまな処理が非同期的に発生するが、処理によっては、あるプロセスが何らかのデータを処理している最中に、同じデータを別のプロセスがアクセスすると、システムとして整合性を保てなくなる場合がある。このような場合に、あるプロセスが処理している最中には別のプロセスによる同じデータのアクセスを禁止するための技術の1つがmutex。 
OpenLinux[Open Linux]
Caldera International社によるLinuxディストリビューション(RedHat系)の名前。特徴としては、Novell社のNetWareとの接続性が高いことが挙げられる。NDSのクライアント機能、管理ツールも備えている。また、デスクトップ環境としてKDEを採用している。 
PID[Process Identification]
プロセスを識別するためにOSが使用する識別子のこと。UNIXでは、あるプロセスがfolkシステムコールで自分のコピーを生成すると、システムはその子プロセスに新たなPIDを割り当てる。 
PJE[Project Japanese Extension]
JEの最終バージョンから復帰し、Linuxにおける日本語環境を実現するためのソフトウェア。SlackwareLinuxではtar+gzip形式、redhat LinuxではRPM形式で配布されている。 
POSIX[Portable Operating System Interface forUNIX]
IEEE1003.1により規定されたUNIXシステムのインタフェースの呼び名。UNIXシステム間のアプリケーションの互換性を実現するために定義されている。LinuxはPOSIXに準拠している。 
RedHat[RedHat]
Linuxのディストリビューション企業の名前。または、Red Hat社がディストリビュートするLinuxのことを指す。使用ユーザが多いことに加え、1998年にIntelやIBMなどの出資を受けたこともあって、Linux関連企業の中でも高い知名度を持つ。他のLinuxディストリビューションでも、このRedHat版Linuxをベースに独自の付加価値を付けていることが多く、これらを一括して「RedHat系Linux」と呼ぶことがある。 
RPM[RedHat Package Manager]
RedHat社が開発した機能で、システムに組み込むPackageの履歴を管理し、これを組み込んだり、バージョンアップしたり、消去する管理機能の名称。 
RTLinux[Real-Time Linux]
RTLinuxはFSMLabsの登録商標及びソフトウェア製品。
優先順位の一番低いスレッドのようにLinuxあるいはBSDを動かす小規模 POSIX1003.13/PSE51 コンパティブルハードリアルタイムOS。LinuxはRTLinuxカーネルの優先順位の一番低いスレッドのように動き、常に非協調的であり、RTLinuxリアルタイムアプリケーションはRT環境で動くリアルタイムスレッドやシグナルハンドラ及びLinuxのユーザ空間で動くプロセスから成っている。厳密なタイミングが要求されるものは、RTLinuxプログラミングモデルとなり、ハード・リアルタイムを必要としないものは、Linuxプログラミングへ入れることにより、サービスとアプリケーションをLinuxに任す一方、RT側はコンパクトに保つことができる。 
System V[System V]
米AT&T社のベル研究所が開発したオリジナル版の流れを汲むUNIXの版名。BSD系UNIXと対比する場合などは、しばしば「System V系UNIX」の意味で用いられる。OSインターフェイス仕様は「System V Interface Definition(SVID)」によって定義されており、最新版はSystem V Release 4.2、略してSVR4(「エスブイアールフォー」)と呼ばれている。 
Turbo Linux[Turbo Linux]
Turbo LinuxジャパンによるRedHat系Linuxディストリビューションの名前。日本企業によるディストリビューションということもあって、アプリケーションを含めた日本語環境の充実、GUIベースのシステム設定ユーティリティなどが特徴。また、「スタンダード版」の他に、「Pro版」、「Server版」など用途別にさまざまなパッケージを用意している。 
UNIX[UNIX]
1969年、アメリカのAT&Tのベル研究所により開発されたOS。AT&Tでは商用と区別して大学・研究機関へ安価にライセンス提供したためにカルフォルニア大学のバークレイ校では、オリジナルのUNIXから派生してBSD版のUNIXが誕生した。一方、1983年からAT&Tは商用にSystemVをリリースし、これが今日の商用UNIXのベースとなっている。両者は後にX/Openの管理下に置かれた。 
Vine Linux[Vine Linux]
ボランティアグループ「Project Vine」によるRedHat系Linuxディストリビューションの名前。少し前までのLinuxディストリビューションには日本語サポートが一切なされていなかったため、日本語を使いたいユーザは煩雑な作業を行う必要があった。それを嫌ったPJEの開発メンバーらがリリースしたのがVine Linux。 
X Window System[X Window System]
アメリカのマサチューセッツ工科大学で開発されたウィンドウシステムを言う。LinuxではXFree86というフリーのソフトが利用できる。 
X/Open[X/Open]
UNIXを基盤としたシステムの標準化を図るために1984年に設立された業界団体。1987年、UNIXの標準化をめぐって対立する2つの勢力「UI陣営」と「OSF陣営」が歩み寄る形で、両陣営のほとんどの有力メーカーが参加してUNIXの標準化をすすめる団体になった。「UNIX」という商標の権利はAT&T社から「X/Open」に移った。UNIX互換OSが備えるべき機能を「XGP」として発行し、1994年には「XGP」をまとめた共通UNIX仕様の「SPEC1170」を発表した。共通デスクトップ環境のCDEの標準化をすすめる団体でもある。1996年にはOSFと合併して「The Open Group」となった。 
XPG[X/Open Portability Guide]
UNIXの標準化を推進している団体「The Open Group」が発行している手引書。標準UNIXが備えるべきAPIやコマンドが規定されている。これに従って作成されたアプリケーションはPOSIX認定を受けたOS間で互換性がある。 
カーネル[kernel]
コンピュータシステムにおいて、中核的な存在として機能するものを指す。OSカーネルといえば、メモリ管理やタスク管理など、OSの基本機能を実現する部分を意味する。 
カーネルイメージ[Kernel Image]
カーネルを格納したファイル、あるいはカーネルの実行プログラムを指す。UNIXではvmunix、vmlinuz-2.x.xといったファイル名が付けられ、/(ルートディレクトリ))か/bootディレクトリに置かれる。 
システムコール[System Call]
OS(のカーネル部分)が提供する機能のうち、プロセスから呼び出せるようになっている機能、もしくはその呼び出し規約のこと。ファイルアクセスやメモリの割り当て、子プロセスの生成などの機能が用意されていることが多い。
 最近のOSでは、システムコールではなく、API(Application Program Interface)という用語を使うことが多い。これは、OSのバージョンアップなどによって、従来はカーネルが提供していた機能がライブラリや別プロセスによって提供されるようになるなど、実装方法が多様化していることに対応したものである。 
ディストリビューション[distribution]
ディストリビュータがユーザに提供するシステムインストール製品の名称。 
ディストリビュータ[distributor]
LinuxやFreeBSDなどのフリーのUNIX互換OSの各コンポーネント資源とそのシステムで動作するアプリケーション資源を収集し、それらにインストーラーを組み込んだ「ディストリビューション(distribution)」を作成し、ユーザへ提供する提供者の総称。 
デーモン[Daemon]
UNIXにおいて、システムの機能を実現したり、バックグラウンドサービスを実行するためのプロセス。inetd、kswapd、sendmail、namedなどがあり、デーモンとして実装されている。デーモンの多くはコマンド名の最後に`d'が付けられていることが多い。
 シェルから起動するプログラムとの根本的な違いは、制御端末を持たず、何らかの特定のリクエストを待ち、それを受信するとフォークして子プロセスがそれを処理する。親プロセスは次のリクエストを待ち続ける。 
パッケージ[package]
インストールすれば、すぐにソフトウェアが使える形でまとめたもの。Redhat LinuxとTurbo LinuxではRPM(RedHat Package Manager)形式というパッケージファイルが利用できる。 
ブートローダ[Boot Loader]
コンピュータの起動直後に動作し、OSをディスクから読み込んで起動するプログラム。実際には、起動ディスクの「MBR」(Master Boot Record)と呼ばれる領域に記録されたプログラムが別のプログラムを呼び出し、ブート処理は呼び出されたプログラムが行うという二重構造になっている。複数のOSに対応したブートローダでは、ブートローダに複数のOSを登録することにより、必要に応じて起動時にOSを選択することもできる。Linuxに付属する「LILO」(LInux LOader)や、Windows NTに付属する「OS Loader」が有名。また、OSの登録・選択が容易になるよう工夫されたブートローダが市販されている。 
ローダブルモジュール[Loadable Module]
Linuxにおいて、カーネルとは独立してロード/アンロードを可能にしたドライバのこと。DOSやWindows NTのデバイスドライバに相当する。
Linuxでは、デバイスドライバを独立したファイルとして、必要に応じてロード・アンロードできるようになっている。
 ローダブルモジュールを使うことによって、カーネルがコンパクトになり、カーネルの再構築の必要性が大幅に減り、新しいデバイスへの対応が容易になるというメリットがある。 
ロードバランシングクラスタ[Load Balancing Cluster]
複数台のWebサーバ等を多重に設置し負荷を分散するシステム。 
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