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最終更新日:2002/03/13
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BPC-0803

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半二重・デリミタ制御用汎用ライブラリ(BPC-0803)とは

階層図

半二重・デリミタ制御用汎用ライブラリ(BPC-0803)は、Win32 シリアル通信 API では実現されていないデリミタ処理や半二重通信制御を実現するための DLL (ダイナミックリンクライブラリ)です。 弊社シリアル通信ボード及び、コンピュータ本体のCOMポートのユーザアプリケーションインタフェースとして利用できます。 階層図

半2重通信とは
全2重通信
図1 全2重通信
全2重通信 (図 1)は送信と受信の信号線が独立しており、同時に送受信が行えるのに対して、半2重通信(図2)では同時に送受信が行えません。 送受信を切り替えることによって双方向通信が行えますが、時間的に見ると単一方向の通信になります。 例えるとトランシーバーを使った会話のようになります。
信号 説明
RS-232 RS-485
SD T 送信データ
RD R 受信データ
 

半2重通信の利用方法として、1:nの通信が上げられます。 全2重通信が1:1の送受信しか行えないのに対し、送信許可を与えられるまで送信を行わない半2重通信は、送信データがぶつかることが無いため信号線を複数の通信ポートで共有することができます。

BPC-0803を使用すれば、この半2重通信を簡単に行うことができます。

※半2重通信は電気的仕様によりRS-232Cでは行えません。

2線式半2重通信
図 2 2線式半2重通信
さらに詳細に説明すると、半2重通信には前述の図2のような2線式と4線式(図3)があります。図では各信号線が1本の線で書かれていますが、実際には差動方式のため2本ずつあり、それぞれ2線式と4線式といいます。これらには、それぞれメリット/デメリットがあります。
4線式半2重通信 2線式のメリットは配線数が少なく結線が簡単で、ケーブル単価も安価になりますが、送受信の切り替えのオーバーヘッドが少なからず発生します。それに対して4線式は、送信と受信の信号線が分離しているため、一次局側で送受信の切り替えが必要ありません(二次局側では切り替えが必要です)。デメリットとしては、配線数が増えるため結線の容易さや、ケーブル単価で2線式より不利になります。

弊社通信ボード及び、BPC-0803は、この2線式と4線式のどちらもサポートしています。

※半2重通信は電気的仕様によりRS-232Cでは行えません。
 図3 4線式半2重通信<

デリミタ処理とは
 
デリミタとは、データとデータを区切るものです。データをデリミタで区切ることで、受信側に扱いやすい単位でデータを送信することができます。 BPC-0803を使用すれば、このデリミタの付加/削除を簡単に行うことができます。

関数一覧

No. 関数名 説 明
1 ComxOpenPort 指定ポートをオープンします
2 ComxClosePort 指定ポートをクローズします
3 ComxConfigPort 指定ポートの通信設定を行います
4 ComxGetLen 指定ポートの受信データ長を取得します
5 ComxGetFrameLen 指定ポートの受信フレーム長を取得します
6 ComxSetData 指定ポートへ送信データをセットします
7 ComxSendData 指定ポートのデータ送信を開始します
8 ComxReceiveData 指定ポートから受信データを取得します
9 ComxGetInfo 指定ポートの現在の状態を取得します
10 ComxGetStat 指定ポートのステータスを取得します
11 ComxCtrlPort 指定ポートの制御信号をコントロールします
12 ComxCheckData 全ポートの受信データの状態を検査します
13 ComxScanData 全ポートの受信データの有無を検査し、最初に見つかったポートの番号を取得します
14 ComxSendBreak 指定ポートへBREAK信号を送出します
15 ComxGetPortHandle 指定ポートのハンドルを返します

対象型式
I/O CDシリーズFPC-A016(L)02, FPC-A016(S)02, FPC-A116(L)02
CPZシリーズCPZ-4141, CPZ-4141P, CPZ-4142, CPZ-4142P, CPZ-4144, CPZ-4145,
CPZ-4146, CPZ-4147, CPZ-4148, CPZ-4149, CPZ-420108Q, CPZ-420116Q,
CPZ-420208Q, CPZ-420216Q, CPZ-466102, CPZ-466102P, CPZ-466104, CPZ-466104A,
CPZ-466104P, CPZ-466104PA, CPZ-466108, CPZ-466120, CPZ-466120P, CPZ-466140,
CPZ-466140A, CPZ-466140P, CPZ-466140PA, CPZ-466180
PCI ExpressシリーズPEX-400111, PEX-466102, PEX-466104, PEX-466120, PEX-466140
PCIシリーズLPC-400111, LPC-466102, LPC-466104, LPC-466120, LPC-466140, PCI-4141,
PCI-4141P, PCI-4141PE, PCI-4142, PCI-4142P, PCI-4142PE, PCI-4144,
PCI-4145, PCI-4146, PCI-4147, PCI-4148C, PCI-4149C, PCI-4150,
PCI-4155, PCI-4161, PCI-420108Q, PCI-420116Q, PCI-420208Q, PCI-420216Q,
PCI-4646, PCI-466102, PCI-466102P, PCI-466104, PCI-466104A, PCI-466104P,
PCI-466104PA, PCI-466108, PCI-466120, PCI-466120P, PCI-466140, PCI-466140A,
PCI-466140P, PCI-466140PA, PCI-466180
CTPシリーズCTP-4141, CTP-4141P, CTP-4142, CTP-4142P, CTP-4144, CTP-4145,
CTP-4146, CTP-4147, CTP-4148, CTP-4149, CTP-420108Q, CTP-420116Q,
CTP-420208Q, CTP-420216Q, CTP-466102, CTP-466120
CardBus CSIシリーズCSI-400111, CSI-420308, CSI-466120, CSI-466202, CSI-466302, CSI-466402
その他 Windows 標準 COM ポートとして動作するシリアル通信ポート*2
*2:半二重に関する制御部分はデバイスドライバに依存します。このため、弊社 GPC-4141、4144、および、Microsoftから提供されている標準シリアルドライバ以外のデバイスドライバ(ボードメーカからFDなどで提供されている)では、正常に動作しない可能性があります。

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