AdStartFileSampling

 

 【機 能】

アナログ入力デバイスからのサンプリングデータをデータファイルに書き込みながら連続サンプリングを行います。

 

 【書 式】

●C言語

INT AdStartFileSampling(
 HANDLE
hDeviceHandle,
 LPCTSTR
pszPathName,
 ULONG
ulFileFlag
);

●Visual Basic

Declare Function AdStartFileSampling Lib "FbiAd.DLL" (
 ByVal
hDeviceHandle As Long,
 ByVal
pszPathName As String,
 ByVal
ulFileFlag As Long
) As Long

 

 【パラメータ】

hDeviceHandle AdOpen関数で取得したデバイスハンドルを指定してください。
  
pszPathName データファイルへのパスを指定します。
  
ulFileFlag データファイルの形式を指定します。
識別子 意味
FLAG_BIN 1 バイナリ形式でデータを書き込みます。
FLAG_CSV 2 CSV形式(物理量)でデータを書き込みます。

 

 【戻り値】

AdStartFileSampling関数は正常に終了するとAD_ERROR_SUCCESSを返します。それ以外の場合はAD_ERROR_SUCCESS以外の値を返します。AD_ERROR_SUCCESS以外の値が返された場合については、戻り値一覧を参照してください。

 

 【備 考】

本関数は連続サンプリングが終了するまでアプリケーションに処理が戻りません。
(処理を途中で停止させたい場合には、AdStartSampling関数にて非同期でサンプリングを開始し、指定件数イベントでデータを取得し、ファイルに保存する処理を実装することにより、処理中にAdStopSampling関数で停止させることができます。)

サンプリング条件は、AdSetSamplingConfig関数で設定されている条件が使われます。

本関数で指定できるトリガ条件は、トリガなし、スタートトリガ(ディレイなし)とスタートトリガ+ポストトリガディレイのみです。その他の条件に設定されていた場合はスタートトリガ(ディレイなし)として処理されます。

1データあたりのサイズはデバイスの分解能により異なります。(データ形式参照)

本関数で扱うファイルデータはバイナリ形式とCSV形式です。

バイナリ形式のフォーマットは以下の通りです。

8bit ADデバイス : 8bitデータの全てが有効

12bit ADデバイス : 16bitデータのLSBから12bitが有効データ

16bit ADデバイス : 16bitデータの全てが有効データ

24bit ADデバイス : 32bitデータのLSBから24bitが有効データ

CSV形式のフォーマットはADデバイスの分解能に関係なく全て物理量となります。データとデータはカンマ(,)で区切られます。

CSV形式でデータを保存するときには、データをバイナリから物理量に変換するのでオーバーヘッドがかかり、設定したサンプリング周期でサンプリングができない場合があります。

サンプリングバッファにデータが残っている状態でファイルサンプリングを開始した場合には、ファイルサンプリング開始と同時にサンプリングバッファはクリアされます。

既に存在しているファイル名を指定したときには上書き保存されますので、ご注意下さい。

 

 【使用例】

●C言語

nRet = AdStartFileSampling( hDeviceHandle, "DATA.CSV", FLAG_CSV );

●Visual Basic

Dim szPathName As String
pszFname = "DATA.CSV" & Chr(0)
nRet = AdStartFileSampling( hDeviceHandle, szPathName , FLAG_CSV )

デバイスハンドルhDeviceHandleのアナログ入力デバイスからのサンプリングデータを、データファイル'DATA.CSV'にCSV形式で書き込みながら連続サンプリングを行います。

 


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